売れない営業は、クビの現実

何人残る?

派遣会社に仕事を依頼している大手企業は、腕のいい営業マンが集められるものと思っています。

派遣を依頼した時点で、営業経験者を採用したいと伝えてあるからです。

当然ですが、発注した起業は「ある程度のレベル以上の営業マン」が集まることを期待しています。

story41.jpg
企業ですから採算がとれなければ意味がありません。
給料を払うのは「短期間で結果の出せる営業マン」だけに限定したい。


派遣会社は、どんなことがあっても依頼された人数だけは集めたい。
もちろん結果の出せる営業マンであることが望ましい。

でも、それ以上に頭数を揃えたい。
募集しても集まらないことの方が問題です。

営業経験はあってもなくてもかまわない。

シロウトでも売るヤツは売る。
商品説明だけ教えておけば、なんとかするヤツは、なんとかする。
やる気があれば勝手に覚えて、ドンドン売るだろう。

そんな推測のもと、人数をかき集める。

10人雇って、2〜3人残ればいい。
7〜8名はクビになるのも仕方がない。

後はドンドン補充すればいい。

それが基本的な考え方だと私は理解しています。

フリーターに逆戻り

毎月のように繰り返される解雇通達。

story42.jpg
「お世話になりました」

聞き取れないほど小さな声。
こみ上げてくる気持ちを抑えるだけで精一杯なのだろう。

それでも何か言おうとしている。
だがそれ以上は言葉にならない。

黙ってうつむいたまま。
顔もあげず懸命にあふれそうになる涙をこらえている。


これで何人目だろう。

クビを宣告されると、すっかり自信を失ってしまう。
ガックリと肩を落として去っていく仲間の後ろ姿を見るのは本当に辛い。

ここを辞めると、彼らはまたフリーターに戻ってしまう。

誰も教えない

これじゃ、まるで部品じゃないか!

それでも彼らは必死になって営業を覚えようとしている。

それを満足な指導も出来ないくせに、ただ結果だけを求め、数字ばかり追究する。


そればかりか毎日のように

「能力がない、才能がない、センスがない」

だのと、粗野な言葉を浴びせ、若い才能を次々と潰していく。

story43.jpg
何が新人研修だ。

教えてくれたのは商品説明だけじゃないか!
最初から育てる気なんてあるものか!

現場で使える営業ノウハウを一回でも指導したことがあるのか?


若くて、真面目で、やる気があれば絶対に大丈夫。
そうやって、その場を取り繕うために集めているだけの派遣会社。

これは新しい雇用形態なんかではありません。

代替部品そのものです。

私がこの目で見てきたものは、将来性のある若者をまるで消耗品のように扱うシステムです。

そんなに簡単に?

たかだか数ヶ月成績が出ないからって、そんなに簡単にクビにしていいのか!

その前に売れるノウハウをひとつでもいいから教えてやれ!

どんな営業だって、輝き出すまでには時間がかかる。
まして若い才能はしっかりと育てていくものだ。


これが大企業のやり方なのか?

日本の将来に夢を与えるのがこの会社の理念じゃなかったのか?

いい加減にしろ!

story44.jpg
指先の色が白くなるほどギュッと強く握り締めたこぶしを小刻みに震わせ、今にも大声で叫びそうになる気持ちを私はじっとこらえる。

そこにあったのは、若い才能を潰し続ける巨大な組織でした。


>>>吉見範一が営業の現場でした決心とは「そして、営業コンサルタントへ」(続く)


吉見範一の新刊

「売れる営業」のカバンの中身が見たい!―“新規開拓の神様”が明かす必勝ツール34

無料メルマガ

メ ルマガ登録・解除
営業マン★レ スキュー講座
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

企業公演・社員研修

初めてお越しの方へ

定期講座

特別講座

コンサルティング

取材事例

リンク集

売れる営業の本棚

売れる営業の基礎意識

会社案内

お問い合わせ

お問い合わせはこちらから。

Copyright © 2006 新規開拓の神様、吉見範一の【営業マン★レスキュー講座】. All rights reserved