あの会社の食堂に、横幅2mを超える「100型テレビ」を導入しました。
はっきり言って、食堂のサイズに対してはどう見てもデカすぎる。
でも、社長が納得してくれたので、まずは試してみることにしました。
私の本業は、マーケティングや営業のコンサルです。
なのに、なぜこんな(一見畑違いの)課題を突きつけられるのか。
最初は正直、ちょっと困惑しました ……。
社長が問題視していたのは、組織の拡大による「コミュニケーションの断絶」です。
社員が増え、顔を合わせない人が増えている。
営業部とマーケティング部が、妙に反目し合っている。
「風通しを良くしよう」
「部署の垣根を越えよう」
そんな号令をかけても、何も変わらない。
現場に行けば、そのピリついた空気はすぐ分かります。
「どうしたらいいでしょうねぇ」と相談されても、精神論では解決できないだろうな、と思いました。
そこで提案したのが、あの大きすぎるテレビの設置です。
食堂の壁に、ドンと。
映し出したのは、綺麗な広告映像ではありません。
社員、パート、アルバイト。
誰かがスマホで撮った、何気ない日常の写真です。
それを、ただ順番に流し続けました。
あわせて、社員の創造性を表彰する「フォトコンペ」のような仕組みも作ってもらいました。
すると、面白いほどに変わりました。
社内の空気が。
一番わかりやすかったのは、食堂での「会話」が圧倒的に増えたことです。
写真がきっかけで、
「これどこで撮ったの?」
「あ、これ〇〇さんの写真?」
そんな会話が、部署を越えて自然に生まれ始めました。
人を説得したり、命令したりするよりも、動きたくなる「仕掛け」を作ってしまった方が、ずっと早いのかもしれませんね。
人間って、説教されると動かないのに、面白いものが目の前にあると、勝手に話し始めるんですよね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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