人は、自分では気づかないうちに
変わっている。

「昔とちっとも変わってないな」

そう感じるのは、
変化が無意識の領域で
起きているからなんだと思う。

でも、10年前、20年前と比べたら、
きっと大きく変わっているはずです。

だって、
時代の空気そのものが
変わっているから。

周囲の空気を完全に無視して
生きている人なんて、
まずいない。

気づかないうちに、
その時代の空気に順応して、
自然と溶け込んでいくんですよね。

マーケティングを面白いと思うのは、
こういう変化が、
市場にそのまま現れてくるところです。

 

 

例えば1970年代。

高度経済成長の時代。

みんなが、
同じような豊かさを
求めていました。

「隣の家がテレビを買った。
だったらウチも …… 」

そんな空気。

同質化の時代です。

言うならば、
「十人一色」かな。

それが1990年代になると、
空気が変わりはじめる。

ブランド志向が強くなり、
「自分らしさ」を
意識しはじめた。

これは分かりやすいですね。

「十人十色」の時代です。

 

 

さらに2010年代。

インターネットとスマホの普及で、
また大きく変わった。

多様化が一気に進みました。

「四畳半一間に住んで、
ポルシェに乗る」

みたいな人も現れた。

実用性と自己表現が
混ざりはじめて、

人と同じではなく、
あっちこっちに興味を広げながら、

「私はこれだ」

を探しはじめた感じ。

これはもう、
「一人十色」
だったのかもしれません。

 

 

では、2026年は
どんな空気なんだろう。

ここが最近、
ものすごく気になっています。

情報は溢れ、
AIは進化し、
利便性はとんでもないレベルになった。

でもその一方で、

どこか
「管理されている感覚」

みたいなものも
強くなってきた。

私自身も、
明確に言葉にできるわけじゃない。

でも、
10年前とは違う空気に
なってきているのは感じます。

これまでの流れって、
基本的には
「外向き」だったと思うんです。

どう見られるか。
どう表現するか。
どう違いを出すか。

でも今は、
向いている方向が違う。

外ではなく、
内側に向かいはじめている。

「自分にとって、心地いいか」

そこが基準になってきている気がする。

 

 

長寿。
美容。
プレミアム商品。
資産形成。
働き方 …… 。

全部バラバラに見えるけど、

共通しているのは、
「自分の世界を、どう満たすか」
なんですよね。

効率や論理で導き出された
「正解」より、

自分が納得できるか。

気持ちよく生きられるか。

そっちを優先しているように見える。

 

 

うまい言葉が
まだ見つからないんですが …… 。

自分の価値観や内面を軸にして、
その人だけの世界を組み立てていく時代。

モノも、サービスも、体験も、
そのために選ばれている。

そんな気がしています。

「一人一界」

なのかなぁ。

マーケティング、
ますます面白くなってきました。

…… ややこしくなってきた、とも言うけど (^^;)

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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