アイデアグッズを売ろうとしていたときのことです。
どうやって宣伝すればいいのかわからなくて、新聞広告を出してみたんです。
全国紙は高いからテストを兼ねてスポーツ新聞に数行の広告を出してみた。
100万部も発行しているから、もしかしたら数百件の問合せがあるかもしれないと期待していました。
ところが反応はゼロ!
小さいから目立たなかったのかもしれません。それにしてもショックでした。まさかゼロとは。
そこで今度は範囲を絞って FAX-DM を送ってみました。
またもや反応はゼロだった。
諦めきれずに今度はさらに地域を絞り込んでポスティングをしてみました。
悲しいけど、再び反応はゼロでした。
宣伝文や、チラシや、DMのコピーの完成度が低いことはわかっています。だから他社の新聞の折込チラシを参考にしました。
スーパー、サプリメント、スポーツクラブ、お墓、旅行会社、宅配ピザなど、いろんな業界のチラシです。
うまくいってるから、みんなこのスタイルを採用しているのだろうと思ったんです。だから真似してやってみたのに、ことごとく失敗。
でも、あの時の失敗があったから私は本気でマーケティングの勉強にのめり込めた。
なぜ失敗したのか?
原因はいろいろありますが、決定的なのは売り込みです。
相手が何が求めているのかろくに調べもせず「こんなにおもしろい商品だから、きっと欲しがる人がいるだろう」という、なんともお粗末な発想で売り込んだのが敗因です。
ほんの数行の広告で商品を買わせようとするのは無謀でした。
そこで販売方法を変えました。
どんな方法に変えたのかというと……。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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このままでは将来が不安だ。
あと何年続けられるだろうか。
私のところに相談にくる経営者たちは、みんな同じ悩みを抱えて、ひとりで苦しんでいました。
大丈夫!
まだあなたが試していないこんな方法があります。
今回は様々な事例を中心にご紹介します。
お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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