枯れ木に咲く花みたいだな。
川面に浮かぶ落ち葉に興味を持った。
たまたまここを通りかかって興味を喚起された私ですが、継続的に注目する人になるとは限らない。
ましてなんらかの行動を起こすかどうかは、まったく別の話。
新規開拓もそうですよね。
チラシをパッと見て興味を持った人がいたとします。興味を持った人が継続的に注目する人とは限らない。まして購入するかどうかはまったく別の話です。
宣伝して商品を紹介すれば売れるとは限りません。知名度が上がれば売れるとも限らない。
それよりも「おっ。いいな、これ」と思ったら、よく知ってるところで買いたくなる。
通い慣れたお店とか、好きなお店、または好きなブランドとか、信頼している企業を選びませんか。
好きな企業ってどんな企業なんだろう?
自分のことをいつも気にかけてくれる企業はファンになりますね。
それと自分では思いつかないような楽しみ方を紹介してくれたり、定期的にイベントを開催してくれる企業も好き。
広告を見て「これが欲しい」と思ったら、やっぱり好きなところで買いたいのだ。
こうなると
・自社のポリシーが明確で
・独自の世界観を示して
・興味を持ってもらえそうな情報を届けたり
・お客様が気がついていない使い方を提案したり
・一緒に体験しませんかって参加を呼びかけたり
・そうやって他社との違いを際立たせるなど
販売促進にチカラを入れた広告よりも、お客様が知りたい情報を届ける方が重要ですよね。
できるだけ適切な情報をお客様ひとりひとりにマッチしたタイミングで提供したいし、飽きさせないように企画内容や伝達手段などの工夫も大切になってくる。
そう考えると、中小企業にとって顧客リストが資産そのものになってくる。お客様の情報を活かすための IT化って、中小企業は避けて通れないんです。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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「そんな余裕がないんだ!」
だから折り込みチラシは一度も使えなかった。
しかもスタートしたときのイベントの参加者はわずか3人。
それでもありがたいことに2日目にお客様が戻り始め、なんと92日後にはこれまでの最高記録を更新!
その後も来店客数が増え続け、今や地元のファンがひっきりなしにやってくる人気店に!
メーカーイチオシの商品の販売量は、たったひとりで経営しているこの店が神奈川県で第一位。
いったい何をやったのか?
な、なんと、それは営業しないで新規顧客を増やす方法だった。
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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