顧客層を絞りこんでコンセプトを明確に。
商品を決めるのはその次。

特にこだわりもなく、だれもが「いいね」と賛成してくれるものは、どこでも手に入るものが多く、別に自社の製品を選ばなくてもいい。

他社の製品を選んでもそれほど大きな違いがなかったりします。

これで自社のファンを作るのは難しい。

それに比べて一部のマニアックな人が欲しがるものはどうだろう?

市場にはあまり出回っていないけど、好きな人にはたまらない魅力を感じさせてくれるもので、熱狂的なファンに支えられているものだったりします。

また、そこまでのファンではないけど、比較的好意的に受け止めてくれる人たちもいます。

一方、こんなにいいものなのに無関心な人たちもいる。

「これはダメだ!」と否定的に受け止める人もいる。

中には否定的どころか敵対心を持っている人たちもいます。

さて、あなたはどのグループを選択しますか?

あなたが選ぶ顧客層によって販売戦略は大きく変わってきます。

だれに振り向いてもらいたいのか、だれにファンになってもらいたいのかをピンポイントで絞りこんでくださいね!

顧客層を絞りこんだら、わかりやすいコンセプトを打ち出す。

キャッチコピーと混同しやすいのですが、コンセプトはベタな日本語でいいので、わかりやすい言葉で表現するほうが覚えやすい。

ありがちなのが

「何か特徴のある商品を開拓しています」とか
「その先をデザインする」とか
「ワクワクすることに積極的に参加する企業」とか……。

これではなんのことやらさっぱりわからないし具体的なイメージが湧いてきません。

それよりも、たとえば「万引き防止/抑止効果に特化した防犯グッズ専門の会社」のほうが明確だし、伝えやすいし、記憶されやすい。

自社のファンを増やすなら、顧客層を絞りこんで、コンセプトを明確に!

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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