もしあなたが運よく営業を担当しているとしたら、今こそ未来を切り開いてくれる話術(対話の技術)を身につけておくいいチャンスです。

同じ話の内容を伝えても人によって伝わりかたが大きく違ってくるのは、話術を意識したことがあるかどうかが大きく影響しています。

話術を意識するとは、これまでは自分の仕事として「売る」ことしか意識していなかったあなたが、商談中に自分の話し方を俯瞰する視点を持つ感覚に近い。

「売る」というわかりやすいゴールしか見ていなかったレベルから、ゴールを見ている自分を観ている「もうひとりの自分」が頭の中に登場する一段上のレベルになります。

 

 

ゴールしか見ていない状態とは、別の言い方だと「自分がない世界」で行動しているということです。

多くは対象となる目の前にいる相手に意識が向いていて、自分が伝えたいことを一方的に話そうとする。

ある程度、商品説明に慣れてくると自分のことは見えていないから迷わずスムーズに話ができます。

ただ、自分が見えていないから自分を変えることが難しい。

 

 

最初は、俯瞰して自分を観て話術を意識すると、トークでつまずくようになります。

たとえば表情を意識すると話し方がぎこちなくなるし、声のトーンを意識すると間の取り方がおかしくなるし、最適な話法を選ぼうとして説明の順番を意識すると話が飛んで迷子になる。

「神は細部に宿る」と言われていますが話術はまさに細部の集合体です。

俯瞰して自分を観ることに慣れていないと細部に気を取られて全体がおかしくなってくる。

トークがバラバラになりやすく、まとめたくても自分が見えていなかったころのようなわけにはいかず、大きく横道にそれるとそのまま迷子になって戻ってこれなくなります。

天才は全体を俯瞰して細部に没頭できるのかもしれませんが私にはできない。

それでも話術を覚えたかった。

 

 

そこでオススメなのが録音です。

私は常に録音していました。

録音していても商談の時は相手に意識が集中しています。

自分が見えていない。

相手に集中して細部を意識するのと、商談中の自分の姿を俯瞰して観ることを同時にはできなかった。

だからICレコーダーを使った。

録音した音声を再生するときは自分を俯瞰できます。

これを繰り返していたら時間がかかったけど感覚的に少しずつ話術らしきものがわかってきました。

話術がわかってくると自分を見失わないから、話題をどんなに遠くに飛ばしても戻ってくることができます。

話術(対話の技術)を覚えるなら営業を担当している今がチャンスです!

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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