自分の力で売ったことのない人は、どんなに本を読んでも商談の途中でクロージングまでの組み立てがわからなくなる。

売れなくても雑談もできるし、笑顔で対話だってできる。

商品説明も得意かもしれない。

でもクロージングができないのはなぜなんだろう。

それはクロージングを体験していないからなんです。

商談は水泳とよく似ています。

実際に水の中で覚えないと、よほどの天才でもない限りいきなり泳げるようにはなりません。

同様にクロージングも商談の中で覚えればいいんです。

これは理屈じゃない。

必要なのは体験です。

クロージングとは、一体なにをやればいいのか。

知らない人は決断を迫ることだとか、プレッシャーをかけることだとか、勘違いをしている人もいます。

だが、そんなことしていたらいつまでたっても売れません。

 

 

クロージングとは、お客さんが頭をさげて「よろしくお願いします」と依頼される状態を創ることです。

こんな風に頼まれたら、絶対にこのお客さんに後悔をさせたくない、失敗させたくない、損をさせたくないという気持ちが自然と湧いてきます。

今よりも確実にいい状況になって欲しいと願う。

これを体験しないとクロージングがわからないんです。

クロージングの体験がないとイメージができない。

だから商談のゴールがないままズルズルと商談が流されていく。

ゴールがわからないから最後に営業担当者が「よろしくお願いします」と頭をさげて終わる。

これだと逆ですよね。

お客さんに「お願いします」って言ってもらわないと。

となると……。

 

 

問題は一件目。

どうやってクロージングを体験したらいいんだろう。

数です。

まぐれでもいいから、一度クロージングを体験すればパッと視界が開けます。

そんなぁ~。

ひたすら体験できるまで数をこなすなんて。

ハードルが高いと思うかもしれませんが、やってみると意外とできるものなんです。

売れる営業はみんな初めて売れたときのことを覚えているものです。

なぜかというと、そこがスタートだからなんです。

そこを通過した途端、自分の中で化学反応が起きる。

売れる営業と売れない営業の差は能力の差なんかではありません。

運よくクロージングを体験したかどうかが決め手になってる。

つまり、ちょっとした差なんです。

できるまでは乗り越えられない巨大な壁だと感じるかもしれないけど安心して挑戦してください。

運よくクロージングを体験できるまで数をこなしましょう。

焦ることはありません。

最初はだれだって初心者です。

大丈夫!

あなたならできます。

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰