資質として問われるのは観察力かもしれません。

営業担当者に必要な観察力を手に入れるにはどうしたらいいんだろう。

若いうちはなるべくいろんな人と会った方がいいと思う。

営業を通してこれまでに多くの人と直接会っていろいろ会話を重ねてきたおかげで、自然と観察力が鍛えられてきたと思っています。

育ってきた環境とか、これまでに体験してきたこととか、身につけた知識とか、そういったものを常に意識している人はまずいません。

意識はしていませんが、そうしたものがベースとなって個性というか、思考の癖と言うか、感性とか、そうしたものが作られているんだなって実感しています。

 

 

もし自分と相手の感性がピタッと一致していれば、たとえ初対面であったとしても、すぐに目の前の見えない壁を取り払うことができます。

でも、実際にはそんなに都合よくはならない。

誰もがすぐにお互いの違いに気がついて、そして無意識に距離を取ろうとする。

相手は目の前に現れた初対面の営業担当者に対して、自分の中にある標準的な基準からどれくらい離れているのか、どれくらい違っているのかにはとても敏感です。

なので対面営業では説明に入る前に可能な限り相手を観察するように意識しています。

 

 

こちらが言いたいことに集中するのではなく、相手に集中する。

営業の達人が「相手の話を聞け」っていうのはこのことなんですよね。

さりげなく、でも相手をじっくり観察しているから、トップセールスって自分との差を埋める作業がうまいんです。

営業に求められる資質は話術というより、やっぱり観察力だと思う。

観察力を身につけるには対面の回数を増やすのが一番確実!

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰