2015.08.18_06

 

日本国内に商店街はたくさんあるけど、ここ秋葉原はどこの商店街とも顔が違う。

従来の観光地とも違う。

今までどこにもなかった 新しいカテゴリー の街になっていた。

ここが意図的に作られたのかどうかはわかりません。

おそらく自然発生的にこのような街になっていったのだと思います。

それよりもここで注目して欲しいのは、これまでになかった 新しいカテゴリー に特化してきたからこそ、世界中から熱心なファンを集めているという事実です。

ラジオ、無線、オーディオの街から、家電の街へ、そしてパソコンの街から、今はオタク文化の街へ。

私が最初に訪れた40年前から街の景観はドンドン移り変わっています。

変遷をたどってみると、一貫しているのは単に売れ筋の商品に入れ替えたのではなく、商品の価値がわかる人が集まりやすい見せ方 と、同じジャンルの人同士が集まりやすい形態 に変化している点です。

歩いてみるとわかりますがマニアックな店が多い。

・この価値がわかる人だけ来て欲しい
・この価値を求めている人だけ来ればいい

というマーケティングの王道がドッカ~ンと展開されています。

それまでどこにもなかった 新しいカテゴリー がここで育ち、すっかり定着していた。

あなたは 新しいカテゴリー を生み出そうとしていますか?

大企業が有利なカテゴリーの中に飛び込んで、商品を改良したり、小ロット/短納期で勝負したり、低価格で競り勝つことにフォーカスしていませんよね?

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

秋葉原
Canon PowerShot G7X

 


yoshimi‐07-1200px

市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
吉見 範一(よしみ のりかず)

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