小さいころからリンゴに慣れ親しんでリンゴと共に育ってきた人なら「今日はこのリンゴが食べたいな」って思うかもしれません。
横浜で生まれ育った私は「青森のリンゴは美味しいって聞いたから、青森に行ったら食べてみたいな」と思っていた。
ところが二十種類以上のリンゴを見たとき「うわぁ~! さすがは本場だ。凄いなぁ」と圧倒されたものの、どれにすればいいのかわからないから買わずに通りすぎた。
「どれがうまい?」聞いたら、売り手は「どれでもうまい」って言うんだろうなぁ。
気軽に聞ける雰囲気でもなかったので何も聞かずに黙って見ていた。
私には買う気があった。
でも買わずに通りすぎた。
私みたいなおじさんにリンゴを売るとしたら、あなたならどうする?
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このように経験者(商品知識がある人)は買えるけど、初心者は買えないモノってたくさんあります。
欲しいのに買えない。
なぜ買えないのか。
選べないんです。
適当に選んで、買ったあとで「あっちにしておけばよかった」なんて失敗をしたくない。
あなたならどうやって売りますか?
ゼロから考えるのもいいけど、世の中にある売り方を参考にしたほうがうまくいく確率は高くなります。
他の業界でうまくいってる売り方には顧客の購買心理を突いているものが多いんです。
自社に当てはめて考えてみると、おもしろいアイデアが浮かんでくるかもしれない。
ダメもとで試してみればヒントが見つかるかもしれない。
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できれば中途半端にマネするよりも徹底的にマネるほうが学ぶものが多くなります。
一番化戦略で素晴らしい実績をあげている 高田 稔 先生のフレーズを借用すると「TTP(徹底的にパクれ)」です。
このリンゴの売り場に
・リンゴ専門店の店長のイチオシ!
・若い女性の間で人気ナンバーワン
・糖度で選ぶならこれ
・さわやかな酸味が大好評!
・アップルパイに最適
・今週のランキング第一位!
なんてPOPがあったら、いくつか手に取ってみる確率はグーンとアップしたはず。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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