楽器店での話です。
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材質もいいですね。重量バランスもいい。プリアンプもコントロールできる幅が広いし妙なクセがありません。１弦の５フレットあたりでほんのわずかだが音がつまるデッドポイントがあるけど、この程度なら無視してもいいでしょう。普通に演奏している分にはほとんど気にならないレベルだ。
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これは私みたいなアマチュアの意見ではなく、経験豊富なプロのミュージシャンによる試奏レポートの抜粋です。
これを知ったら興味が湧いてきちゃって、楽器店で試奏させてもらいました。
ちょっと弾いただけでこのベースの特徴がすぐにわかった。
でも私が出したい音じゃなかったんです。
担当してくれた店員さんがとても親切な人でいろいろ説明してくれるのですが、残念ながら私が知りたいポイントからずれているんですよね。
一生懸命さがわかるから聞かれたことに答えていたけど、これじゃ売れないだろうなって思った。
商談は質問がとても大きな役割をはたします。
相手が何を求めているのかを確かめないと「手に入れたい」という欲求にはつながなりません。
世間話の手段でもないし、商品の説明につなげるためのテクニックでもない。
商談での質問の目的は相手のニーズを見つけ出して、深く掘り下げることです。
今回はお礼を言ってその店をあとにしました。
店員さんは、専門知識が豊富であることや、笑顔の接客も大切だけど、どうしても欠かせないのは営業のスキルだなって思った。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一（よしみ のりかず）
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