商品には導入期、成長期、成熟期、衰退期といったライフサイクルがあり、それぞれの段階に対応したマーケティングが必要になる。そこで自社商品はどの位置にいるのかを把握することが大事だ。
てなことがマーケティングの本には書いてあります。
ここで考えて欲しいのは商品ではなく「市場」です。
ところが「市場」と聞くと、ほとんどの人が「売り場の縮小」とか「少子高齢化」とか「人口の減少傾向」など商品を中心に据えた問題点に注目して売り方を考えますが、その前にもっと大事なことを忘れないで!!!
漠然とライフサイクルのこの時期だから売れなくなったとか、価格競争が厳しくなったとか言ってないで、ターゲット(対象顧客)の頭の中を想像してください。
自社の商品は顧客の頭の中のどの位置に置かれているのかを再確認することが大事なんです。
・ありふれた商品という位置なのか
・おもしろいけど今は必要ないという位置なのか
・特別なものという位置なのか……。
ここを取り違えたままライフサイクルに合わせた販売戦略を考えてもムダになります。
逆に、ここがハッキリわかっていると打つ手がどんどん具体化されてくる。
確認するのは顧客の頭の中です!
ー 撮影場所と機材 ー
京都
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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