次々と社長のアイデアを製品化してこの会社は社員の数を増やしてきました。
ただ、社長自身も言っていたけど、ヒット商品を生み出すのはとても難しい。
最近はたまに少しだけヒットするものもあるけど、市場のサイクルが異常に早くて、売れる期間が長くは続かない。
そこで社内の多くの意見を取り入れて、さらに社外の人たちの意見も多く取り入れて、こうしてまとめたのがこのアイデアです。
これなら多くの反応を得られると予測しています。
と、期待を込めて売り出したものの、びっくりするくらい反応がなかった。
あれほど時間をかけて調査したのに ……。
なぜだと思いますか?
これってよくあるパターンなんです。
幅広く意見を求めると、どんどん普通に近づいていきます。
特にシロウトの意見を取り入れると、際立った特徴が薄められていく。
そしてどこかで見たものや、どこかで聞いたことがあるものになっていきます。
もし利用者の意見を聞きたいのなら、顧客の中でも専門的な知識を持っている人や、マニアックなほどその商品について精通しているごく少数の人に意見を求めた方がいい。
そのほうが「えっ!」と思うような鋭い意見をぶつけられることが多いんです。
特に重視したいのは自社商品のコアなファンの意見です。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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