テキス営業や集客を目的としたリーフレットや、対面営業の際に相手に渡して目を通してもらうための資料など、いわゆる「営業ツールの活用」を検討しています。

しかし、営業担当者に「何か書いてください」と指示を出すと、考え込んでしまい、なかなか文章を書けない人がいる。

その気持ちは理解できます。

だれもが最高の営業資料を作りたいと思うもの。

ですが、最高の資料は一度に完璧には仕上がりません。

良い資料を作るためにはいくつも書き出す必要があります。

ここは避けて通れない。

訴求したいポイントを相手が興味を持って読みたくなるようなコピーが欲しい。

そうしたコピーを生み出すためには、思いつくフレーズを書き出すという段階がはずせないんです。

 

 

この段階で大切なのは、考え込まずにまずは書くことです。

頭の中にある言葉をすべて書き出すこと。

考えながらではなかなか書き進めることができません。

「考える」という行為は、ブレーキを踏み込んでいる状態に等しいのです。

手を動かさなければ何も生まれない。

というか手を動かすことで次のアイデアが出てくるものなんですよね。

この点は少し分かりにくいかもしれませんが、手を動かすという行為は、ある意味ではノウハウではなく、能力かもしれない。

でも普通に会話ができる人ならだれでも備わっている能力です。

頭に浮かんだ言葉を「手を動かして書く」こと。

たくさん書いて、並べて、選んで、組み合わせる。

そこから「これだ!」というフレーズが生まれてきます。

「生まれてから書く」ではありません。

 

 

大切なのは、まずは書き始めること。

いろいろ試してもらったけど、やはりこれが一番いい方法です。

いきなり完璧を目指すのではなく、思い浮かんだことをすべて書き出しましょう。

使える営業ツールはこの手順を踏むことで手に入ります。

考えてばかりではダメ。

実際に手を動かしてフレーズを書き出すこと。

そうすればいいコピーが生まれます。

まずは一歩踏み出して、思いのままに書いてみてください。

これを「手で考える」と表現している人もいます。

まさにそうだよなって思う。

大丈夫、心配するな。

あなたなら必ずできます!

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰