世界を相手にするなら日本文化をかみ砕いて西洋風にアレンジすればいいというものではない。
新しい表現方法を開拓して、奇抜さだけで見せるのではなく、内面から噴出するエネルギーがものを言う。
てな感じでカッコよく解説したいけど、私にはムリなのでやめときます。
森美術館で開催されている五百羅漢図展で感じたのは全く別のことだった。
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ここでもハンディフォンタイプの音声ガイドを利用している人が多かった。
このシステムが登場して、あっという間にこのスタイルが普及しましたね。
便利なことがわかると、これまでの常識が一瞬で変わる。
それと凄いなと思ったのは「全て撮影OK!」にしている点です。
静かに鑑賞するというよりも、会場内のあちこちでスマホのシャッター音がカチャカチャ鳴っていて、人気のある作品の前はけっこう面白い空間になっていた。
会場内どころか、当日券を買い求める行列に並んでいるときも混雑ぶりを撮影している人が何人もいました。
私の前にいた人はその場で Facebook に投稿してたし、会場の中に入ると動画を撮影して発信している人もいるし……。
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時代が変わったなぁ。
個人レベルでこんなに発信しまくっているんですね。
いつまでも昔ながらの「マスコミを使って宣伝しよう」なんて感覚でいたら市場から消えていくでしょうね。
大丈夫?
「うちの業界には、うちの業界のやり方ってぇもんがあってね」なんてのんきなことを言ってる場合じゃありませんよ。
今、ビジネスの構造が大きく変わり始めています。
中小企業にとって、これまで以上に面白い時代に突入しました。
異業種から目が離せません。
業界という枠組みを超えて、固定概念がどんどん塗り替えられている。
自分の業界の外の世界に触れることがますます重要になってきましたね。
このタイミングで = Y’s CLUB = を立ち上げて本当によかった!
ー 撮影場所と機材 ー
六本木ヒルズ/森美術館
村上隆/五百羅漢図展
Canon PowerShot G7X
◆ この記事を書いた人
吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =
理論や理屈も大切ですが、営業力に頼らずに売れる自社の仕組みを構築しようとすると、具体的にどこから手をつければいいのかわからないケースが多いのです。そんな時は他社の具体的な事例がとても参考になります。
そこで用意したのが自社の販売戦略を構築していただくための相談会 = Y’s CLUB = です。
私があなたの代わりに市場で学んできた「情報提供を活用した今の時代にふさわしい中小企業の売上を伸ばす方法」を詳しく解説しながら、少人数の個別コンサルティングをオープン形式で実施しています。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

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