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アピールするということは、商品の実力を大袈裟に誇張して騒ぎ立てることではありません。

一致させることです。

どの市場でもモノが多すぎる。

同業者も多い。

類似したサービスもあふれています。

どれかひとつを選びたくてもひとつひとつ検討することが億劫になるくらい数が多くて、それでも判断しなければならないとき、だれもがうわべの印象だけで判断します。

これは営業担当者に対しても同じです。

対面営業での商談のときはもちろんですが、たとえば懇親会や異業種交流会などで名刺交換をして挨拶をしながら即座に相手の教育、知識、経済力、マナー、品性などを決めつけるに違いない。

のちのち訂正することがあるかもしれませんが、どうしても第一印象が強く残るものです。

ひらめきや直観やインスピレーションのような不確かなものではあるけれど、この印象は動かしがたく、よく知る前に決めつけられやすい。

広告も同様です。

実際に使う前に直感で判断されることが多いんです。

商品の質を鍛えることも重要ですが、売るという視点で考えるとき、実力で判断される前に伝わりやすいイメージで判断される点を忘れないでください。

大袈裟に伝えれば、大袈裟に伝えようとしている姿が伝わるし、誇張していれば、誇張している姿が伝わります。

そこから連想したイメージが膨らんで印象に強く残る。

実力を誇張することにエネルギーを使うより、実力とイメージを一致させることにエネルギーを使ったほうが有利になるんですよね。

大きく見せる工夫より、正確に伝える工夫をしたほうが信頼関係をつくりやすい。

アピールするときは見た目と実力を一致させることを意識してください。

実力より大きく見せることじゃない。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰