撮影スタジオは撮影専門に設計されていました。
なぜかこの場所で営業を覚えたてのころを思い出した。
初心者の私は売れるセールストークが欲しかった。
そこでトップ営業の後ろに張り付いて同行させてもらったんです。
小児用、小学生用、中高生用、そして成人用と大まかにわけて4種類の商品があるのに、トップセールスは小学生に特化していました。
他の商品はすべて無視。
そのかわり、たったひとつに絞りこんでいるのでトークの守備範囲が広い。
考えてみたら当たり前なんですけどね。
万能のトークなんてものはありません。
ターゲットを特定しないと上達しないんです。
さらに取り扱う商品を決めないとすべてが中途半端になる。
営業に限らず、プロになろうと思ったら「なんでもやります」なんて言ってるようじゃ相手にされません。
何を頼んでもその道の専門家と比較されて中途半端だと思われます。
特にマーケットが小さい地方都市ほどこの傾向が強くなる。
そもそも専門家の数が少ないので集中しやすいんです。
お店も似ていますよね。
幅広く中途半端にとりそろえている店より、ターゲットを絞り込んでいる専門店は人が集まりやすく、しかも熱心なファンが多い。
売れるトークを覚えようと思ったらやることはただひとつ。
集中的に加熱することです。
万能のトークなんてものはない。
ー 撮影場所と機材 ー
恵比寿
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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