営業の上級者にしか、なんのことだかわからないと思うけど……。
天才的に売る営業って結界を作るのがうまい。
結界とは商談のときに自分と商談相手以外の存在を意識しなくなる空間のことです。
この結界をすぅ~っと出現させて、知らぬ間にすっぽりと包みこんでしまう。
これは訓練によって身につけたテクニックというより育った環境とか、持って生まれた性格によるところが大きいのではないかと思えてなりません。
どちらかというと天性と考えたほうがわかりやすい。
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駆け出しのころ、私はトップセールスに同行してこの結界が生まれる瞬間を何度も目撃することができました。
ところが残念なことに目の前で体験していながら結界の作り方がまるでわからなかった。悔しいけどパターンすら見つけることができなかったんです。
たとえわかったところで私には結界が作れるとは思えなかった。
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でもね。
そんなものが作れなくても売れます。
その証拠に = Y‘s CLUB = のメンバーの中からまたひとり、営業しないで売る方法を実践して大きな成果をあげています。
これさえわかればあなたでも売れます。
ただしこれは魔法のような方法ではありません。
地味な作業をコツコツと繰り返してきた結果です。
最初はうまくいかずメンバーと何度もセッションを重ねてきました。
一緒にマーケティングを設計して、少しずつ構築して、いざ実行してみると予想外の事態や期待外れのことも起きます。
それでも最終的には大きな成果をあげることができたのです。
なぜか?
改良ができたからです。
大切なのは天才的なアイデアを出すことよりブラッシュアップの方法を理解することなんです。
マーケティング活動の効率と効果を理解して、どうすれば改善できるかを知ることなんですよね。
ここに特別な才能は必要ありません。
理解すればいい。
理解する方法はシンプルです。
ひとつひとつ丁寧にプロセスを追って確認していくことでマーケティングに対する理解が深まっていきます。
天才的な営業マンのマネをするよりも、まずは自社の資産をどのように活用するのか。
自社のブランドを長期的な視点でとらえ、どのように成長させていくのかを考えていきましょう。
基本がわかれば仕組みは作れます。
ー 撮影場所と機材 ー
中央区日本橋
Canon PowerShot G7X
= Y’s CLUB =とは
>> 詳しくは こちら

吉見 範一(よしみ のりかず)

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