自転車はひとりひとりの要望に合わせてカスタマイズできる。
今はこの売り方がすっかり定着してきましたね。
私が子供のころは店頭に並べられた機種の中からどれかひとつを選ぶのが主流でした。
大量に作って大量に売るスタイルです。
このスタイルだと規模が大きい方が有利ですよね。
原材料をまとめて購入できるし、大量に作って大量に運べるし、設備投資をしてムダのない製造工程にすれば安定した良品を効率よく作ることができます。
企業は個別の注文を受ける前に標準的な製品を大量に作っておいて、お客様はどれが自分の求めるものに最も近いかを選んで購入する。
これってお客様が商品に合わせる方法ですよね。
でも今は販売方法が変わってきた。
企業はお客様ひとりひとりの要求に対応できる能力が問われています。
こうしたカスタマイズというスタイルは自転車に限った話ではありません。
あらゆる商品やサービスが個々のお客様の要求に対応しています。
大量に作るための工夫だけではなくて、お客様ひとりひとりの要求という膨大な情報をどのように集めて、どのように振り分けて、どのように抽出して、どのように活用すればいいのか……。
情報を工夫する競争の時代です。
とはいえ、集められた膨大な情報を手作業で管理するのはムリ。
でも今は月々数千円でCRM(顧客情報を活用できるシステム)が利用できるので、小さな会社でも個々のニーズに対応しやすくなりましたね。
商品だけではなくお客様に提供する情報も含めてカスタマイズができる体制を強化していますか?
ー 撮影場所と機材 ー
香川県高松市
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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