様々な業界が、まるで申し合わせたかのように、同じ方向に動いている。

そう思えて仕方がない。

というのも偶然とは思えないくらい重なり合う部分が多いんです。

うまくまわり始めた企業はいずれもヒトにフォーカスしています。

自分の業界の中だけで予測していると見えにくいのが全体的な市場の動向です。

コンサルタントという職業柄、製造、IT、医療、流通など各方面で活躍されている経営者のお話を伺う機会が多いのですが、何年もお付き合いしていくと業界全体の大きな流れが肌感覚で予測できるようになってきます。

と言っても私は経済学者ではないので、あくまでも個人的な感覚だけですが……。

マーケティングの傾向は大きく変化しています。

ほんの10年ほど前までは主に技術の進歩や、これまでのマーケットの動向を分析して、新しいサービスや商品を考えるアプローチが多かった。

ところが最近は過去のデータをもとにした従来の延長線上に浮かんでくる課題を狙うのではなく、以前よりもっと「ヒトを中心にとらえるほうが新たな課題や解決策を発見できる」と考えるこれまでとは違うアプローチになっています。

課題をクリアにしたければヒトの行動を観察する。

解決策のヒントが欲しければ、なぜヒトがそうした行動をとったのかを探求していく。

これって小さな会社の得意技ですよね。

顧客との距離が近く、信頼関係がしっかりしている小さな会社がますます有利になってきた。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰