Aさんがおっしゃるように確かに差別化は強力です。
差別化は、自社にあって他社にはない機能をベースに組み立てていくことでひときわ目立つようになるし、覚えてもらえるし、選ばれやすくなります。
ですが、ここで間違えやすいのはどんなに他社との違いがあると言っても、その差別化のポイントがお客さんにとって重要じゃない機能だとしたら ……。
お客さんにとって何のメリットもないとしたら ……。
手に取ろうともしないし、試してみようとさえ思わない。
なんてことになってしまいます。
それともうひとつ。
他社に簡単に真似されるような「違い」だとしたら ……。
それって差別化のポイントにはならないんです。
現時点では他社との「違い」になるのかもしれませんがその程度の優位性は長続きしないし、誰でも簡単に真似ることができる平凡な「違い」ってことになる。
そうなるとお客さんは本気で購入を検討してくれません。
だから今回は自社の物語を重要視しています。
Aさんの会社の物語はだれも真似できないしね。
それに物語って覚えやすいから、人に伝えやすいんです。
–
ところで ……。
あなたの会社にはどんな物語が眠っていますか?
真剣に掘り起こしてみませんか。
Aさんのケースに限らず、きっとあなたの会社でもそこには差別化を生み出す宝の山が隠れているはず。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
──> https://www.facebook.com/yoshimi.norikazu
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを無視することがあります。
日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 売上よりも大切だったもの ~ 弱小企業の営業が20年勝ち残れた理由 ~ - 2025年6月14日
- 抽象画の『わからない』が『すごい!』に変わる瞬間 ~ LaiQ 回顧展 ~ 私の体験記 - 2025年6月13日
- 「売れない」と悩むあなたへ ~ 営業の本質は「感情」にあり - 2025年6月13日