えっ! まさかそんなことが、と思うかもしれませんが不思議なことにその傾向があると感じているのは私だけではなかった。
同じ仕事を何年か続けているうちに営業担当者はそれぞれの業界の雰囲気をまとったそれらしい見た目になります。
自動車業界の営業担当者は、たとえメーカーが違っていても、どことなく雰囲気が似てくる。
もう少し細かく観察してみると、高級車を扱う人はやはりそれ風だし、最も競争の激しい価格帯の車種を扱っている人はいずれそれ風になってくる。
生まれつきそうした服が似合うとか似合わないとかではなく、自然と扱っている商品にふさわしい服を選ぶようになるし、それなりの着こなしを覚えていきます。
トップ営業はセンスが良いから着こなせると思ってる人もいるけど、そうじゃない。
逆に言うとそれらしい着こなしができない人はどういうわけか残念な成績の人が多いんです。
お客さんがなんとなく思っている「この業界の売れる営業ってこういう感じだよね」というイメージをおそらく無意識に壊さないようにしています。
そこにさらにプラスアルファとして人間的な側面がにじみ出てくるとお客さんは「この人に相談したい」と思うようになるんですよね。
なにも超有名ブランドの高級品を身につけろということではありません。
相手に違和感を与えない範囲でいい。
扱っている商品にふさわしいのか、お客さんの視点で自分を見ればいい。
トップ営業はお客さんの頭のなかにある漠然としたイメージの服装や、姿勢や、態度や、所作や、言葉遣いはもちろんのこと、内面も成長し続けています。
なのにそうやってビジネスで着る服を「自分の趣味」で突っ走っているようではまだまだだなぁ。
まさかと思うけど、あなたはトップ営業が選ぶ方向とは逆の「売れない着こなしを選んでいる」なんてことはありませんよね?
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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