横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.
キッチンに置かれたコップ。それだけで一枚の絵を見ている気がした。
洋館の中はコップだけではなく、オシャレな絵皿が置かれていたり、小さな写真が飾られている部屋もあります。おそらく何もなければ殺風景な印象が残るに違いない。人の気配を感じさせるものがひとつあるだけで空間が作品になる。
洋館の魅力を語るのは言葉による説明ではない。小物を通してもちゃんと伝わってくる。こうした見せ方を可能にしているのは管理しているスタッフさんたちの意識の高さやセンスのよさによるもの。
そう考えるとスタッフさんたちはこの洋館にとっての資産だと言える。
この資産は外部から簡単に調達することはできません。キラリと光るセンスは蓄積していくのも時間がかかります。しかもそう簡単にはマネできない。スタッフさんの存在が独自の強みになっています。
さりげない演出が「横浜の洋館は独特の雰囲気があって素敵だね」というイメージを印象づけています。こうして育てられたブランドイメージが”山手の洋館”の資産になります。
この資産は企業の内部だけではなく、外部に蓄積されていることがわかりますか。
少しずつ見なおされているとはいえ、市場はまだまだ大量生産、大量消費、大量廃棄の流れの中にあってモノがあふれています。差別化が難しい状況です。伸びている企業はコアなファンに支持されている企業です。会社の規模は関係ありません。顧客からの信頼と、小さな努力の積み重ねによって育てられたブランドイメージを持っている企業です。
企業の資産は内部だけに限らず、取引先企業や顧客との信頼関係の中に蓄積されていくということを忘れないでくださいね! 企業の外部に蓄積された資産が大きな差別化を生み出しています。お客様の頭の中で育つ「信頼」という資産が重要なんです。
売り込む努力も大切ですが、選ばれる企業を創ろうと思ったら、長期的な視野で市場をとらえてくださいね!
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
▼ 新規開拓の問題点は、これで解決!
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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