同じ商品を、同じ価格で、同じ内容で説明しているのに、なぜあれほど差が生まれてしまうのか。
売れないのは説明の仕方が悪いからだと思っていませんか?
でもトークをチェックしてみると、抜け落ちているところもないし、言葉遣いに問題があるわけでもない。
説明の仕方を工夫したり、商談で使うツールを改良したり、努力を怠っているわけでもない。
それでも売れないのはなぜ?
たまたま全く買う気のないお客さんにばかり3ヵ月も連続で会い続けてきたのだろうか。
Aさんが「何をどう言い替えればいいのか」を知ろうとして、私に質問をしているみたいだけど、どうやら問題はそこじゃないよね。
相手がAさんの提案を「どう認識するか」の違いなんです。
分かりにくいかもしれないけど、相手がAさんの説明した内容をどこまで知っているのか、相手の知識の幅と奥行き、理解している度合いと範囲、要は相手の理解力に合わせて説明していないからだと思う。
人は知っていることを延々と聞かされるのはつらい。
かといって全く知らないことを聞かされても、すでに持っている知識と結びつけることができなければ、さっぱり分からないってことになる。
商談で情報を提供するときは、こちらで準備したものを一方的に披露するだけじゃダメなんです。
情報は「どう伝えるか」で変わってしまうから。
相手を知るためのトークを研究したほうがいいと思うよ。
「何を言っているのか」ではなく、相手が「どう認識するか」を意識してくださいね!
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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