2014.04.10_07
横浜
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.

 

これは先月の写真です。16万本の「チューリップ」が横浜公園を埋め尽くしています。

こうした風景を見ると私はついマーケティングに置き換えてしまう。というのも市場の成熟化って、ちょうどこんな感じなんですよね。

第一の問題は競争です。

新たに植える余地がある時期はまだよかった。ところがこうして埋め尽くされてしまうと、新しい場所を確保するためには競合する花を追い出してスペースを奪い取るしか方法がなくなる。奪い合うとマーケティング・コストが一気に跳ね上がります。

現状はこの状態に置かれている業界が多いんです。

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第二の問題は中身の変化。

この公園は毎年植えているから、チューリップに対する目が鍛えられています。設計する人は、どの種類がどんな風景を作るかよくわかっている。慣れ親しんだ品種をバッサリ捨てて、新しい品種に乗り換えるには相当のメリットがないと難しい。新種に切り替えさせるにはマーケティング・コストが上昇します。

成熟期に入ると新規顧客を獲得する際のハードルは高くなる一方です。もし市場シェアが大きければ既存顧客との関係を重視した方が賢明です。小さければそれなりのコストを覚悟することになる。

いずれにせよ、今は他社から奪い取るという発想はあまり現実的ではありません。発想を切り替える必要が出てきます。

こちらで5月末まで無料で様々なヒントを公開しています。是非ご利用ください

 

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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 

 ▼ 新規開拓の問題点は、これで解決!

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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