2014.10.29_27
青森ウォーターフロントエリア
ねぶたの家 ワ・ラッセ
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.

 

青森市が管理するねぶた関連の博物館「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を久しぶりに訪れた。本物のねぶたの前に立つと迫力に圧倒されます。

複雑に入り組んだ立体的な作品をどうやって作るのか知りたかった。2012年、ねぶた師の手塚茂樹さんにお話しを伺ったことがあります。

意外だったのは、これだけの大きさのモノを作るのに設計図が存在しないことでした。

・題材を決定
・全体の構想を練りながら一枚の下絵を描く
・完成した姿を頭の中に作る

このことから感性でゼロから創造する作品だということがわかります。

・パーツを作る
・パーツを配置する骨組みをつくる
・照明用の電球の位置を決める

重量バランスと強度を考えながら作りこんでいくのですが、立体造形物は経験がないと全体をまとめるのはかなり難しいでしょうね。

・祭りの日が決まっているから納期は厳守
・幅約9m、高さ約5m、奥行き約8m以内で大きさも厳守
・修整につぐ修整でギリギリまで挑戦し続ける

制約の中で完成させる仕事は時間との戦いです。終盤になると体力勝負になると言っていましたが実物を見ると納得!

「手が考えるというか、たとえば粘土を練るときは指が自然と動いてくれるように、ねぶたは身体全体が動いてくれる」と言っていたのが印象的でした。
 
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規模も、技術も、完成した姿も違いますが、ゼロから創造するという点はマーケティングと重なります。

・登る山(ターゲット)を決める
・全体の構想を決める
・調整を続ける

構想が決まって実行部隊が活動を開始したらずーっと調整の連続になります。苦労も多いけど工夫する楽しさもあります。試行錯誤を繰り返していくうちに「手が考える」という感覚がわかるようになります。ここまでくると工夫することが楽しくなる。

新規市場を開拓する仕事はゼロから創造する仕事なので、完成図がイメージできているかどうかが問われます。最初は迷うこともありますが、それでも完成に近づくにつれて徐々に形が現れてくる。

この面白さは一度体験すればすぐわかる。ゴールがハッキリ見えてくると、手が勝手に動き出す瞬間がやってくるんです。是非、挑戦してくださいね!

 

 


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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


2013.12.27_pin
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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
吉見 範一(よしみ のりかず)

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