さすが北海道!
JR旭川駅の構内です。
ゆったりしすぎるくらいの贅沢なスペースの使い方だなぁ。
こうした風景に出会えるのも人口が少ないからでしょうね。
北海道に限らず、少子高齢化が進み、特に地方では若者の数が減り続けています。
そうなるとひとりひとりの距離が離れていくように思えるかもしれませんが、ネットを介して入手できる情報量はむしろ格段に増えています。
コミュニケーションが疎遠になったわけではありません。
商品の購入に際しても情報量は増え続けています。
競合商品との比較も容易になったし、顧客の間でも情報交換が頻繁に行われています。
どっちを向いても情報だらけ!
知識や情報を豊富に持っている顧客を前にして、企業はガラス張りの状態にグングン近づいています。
SNS の普及で簡単に情報交換ができるようになり、従来のような企業主導の一方通行でのコミュニケーションは難しくなりました。主導権が企業から個人へ移ってきた。
日本経済は成長の踊り場をむかえて、成熟期または衰退期に入っています。私の周りを見ても、全国各地でお話を伺っても「そうだろうな」って実感できます。
どうしても新規開拓というと、新たな市場の獲得を目標にして、いかに顧客を増やすかに注力しがちですが、現実の市場は縮小傾向にある。
小さくなった市場にみんなが一斉に群がるので、ますます厳しい状況になります。
中小企業が熾烈な市場の奪い合いに参戦するのは現実的ではありません。
そうした状況を踏まえて大手企業は新製品の導入期や成長期の段階から、新規に獲得した顧客との関係性を重要視する戦略に切り替えています。
中小企業もこうした時代の流れを無視することはできません。大手と同じように「既存顧客をいかに守るか」が重要になってきました。
今は関係性を維持する対策をとらなければ生き残れない時代に突入しています。後戻りはできません。これからは顧客情報をどう活用するかで自社の運命が決まります。
大手は CRM(顧客情報を活用して売上を伸ばすシステム)を構築して本格的に活用しています。
一方、中小企業の多くは「もう少し景気がよくならないかなぁ」とか言って、何もしていないのが現状です。
景気がよくても悪くても、伸びる企業は伸びています。たとえ景気がよくなったとしても、伸びない企業は伸びません。
従来の営業の感覚のままだと大手との格差はますます広がっていくことは避けられない。少子高齢化の流れはとめることは出来ないんです。今から本気で取り組まないと、ますます厳しい状況になります。
顧客情報を活用しましょう! 自社の大切な顧客をフォローするにしても手作業では大企業に太刀打ちできない。利用できるツールはどんどん利用した方がいい。それに今は 利益追求型のCRM が格安で利用できる時代です。とりあえずどんなものか一度試しておくことをオススメします。
じっくり考えてから動こうとしていると、いつまでたっても何も変わりませんよ~!
まずは手にとって感触を確かめ、自分の目で見てどんなものか知ることが大切。それから具体的なポイントに的を絞って、自社ならどう使うかを検討して、決断すればいい。
「いつやるか? 今でしょ!」は東進ハイスクールの林先生の言葉ですが、これはそのまま中小企業のマーケティングにもあてはまります。
ビジネスは「構え、撃て、狙え! 」が基本です。迷っている時間がもったいない。
試してください。自分の目で確かめてください。それからどうするかを考える。この順番を忘れないでくださいね。
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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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このままでは将来が不安だ。
あと何年続けられるだろうか。
私のところに相談にくる経営者たちは、みんな同じ悩みを抱えて、ひとりで苦しんでいました。
大丈夫!
まだあなたが試していないこんな方法があります。
今回は様々な事例を中心にご紹介します。
お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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