2015.03.06_07

 

大坂生まれのコンサルタントに「いくら大阪生まれの大阪育ちだからって、全員がお笑いのセンスを持ちあわせているわけではないよ」って言われた。

そりゃ、そうだよね。 (^_^;

講師に必要なスキルについて話していたんです。

もしあなたがプロの講師を目指すなら、会場から笑いを取るのは必須です。

といっても芸人さんのような笑いを取ろうとする必要はありません。

会場を爆笑の渦になんて考えなくていい。

笑わせるのではなくて、笑ってもいいですよという雰囲気が伝われば十分です。

顔の筋肉を緩ませる。ニヤリとさせる。ウフフとなるだけでもいい。

ウケなくてOKなんです。

ではなぜ笑いが必要なのか。

講師が笑いを取りたい理由はただひとつ。

情報が入りやすくするためです。

ウケるためではありませんよ~!

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マーケティングはそんなに簡単に理解できるほど浅い話ではありません。

ややこしい部分もあれば、わかりにくい部分もあります。理屈っぽい話も避けて通ることができない。

難しい話は難しい。堅苦しい話は堅苦しい。

でもね。

それをずーっと続けていたら、受講されている方たちの集中力が途切れてしまいます。

講師として最悪!

セミナーでも商談と同じように笑いが必要なんです。戦いの場ではないのですから。

不慣れな人の商談は、自分の考えを正確に伝えることばかり考えていて、相手がどう感じているかの配慮がありません。

相手の頭の中を想像しないまま、どうすれば「これが欲しい!」と思わせることができるかって考えやすい。

講師を目指すなら「凄いコンテンツだからオレの話を聞け!」ではなく、受講されている方たちがどう感じているかを考えること。

相手の頭の中を想像してください。それは、話し手の余裕から生まれます。

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そんなに難しく考えないでくださいね。

普段のあなたが友達同士の会話でやっていることをやればいいだけです。

初めて会った50人とか100人の聴衆の前で、綿密な計算で、高度な技術で、会場をドッと沸かせるような笑い取るのは、お笑いのプロでも難しい。

そこにフォーカスしていたら「笑わない」とか「ウケない」とか、そっちに気持ちを奪われて、ドツボにはまっちゃいますよ。

笑いは 受講されている方の緊張を緩めるため という目的を忘れないこと。

セミナーは商談と同じように、笑わせようとするのではなくて、笑ってもいいという雰囲気 を作ればOK!

コンテンツだけではなく、余裕 も伝えてくださいね!

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

大阪
Nikon COOLPIX P310

 


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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 


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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
吉見 範一(よしみ のりかず)

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