今も昔も、
構造的には変わらないと思うんだけどね。

たとえば家庭で使う
テーブルタップ。

壁のコンセントに挿して使うやつです。

延長コードの先に
3口のコンセントが付いていて、

電源を3つ取ることができる。

あるとき、
あるメーカーが改良した製品を
発売した。

 

 

器具の外側は、
落としても割れにくい素材。

内側は熱に強い素材を使い、

過剰に使って
万が一発熱しても、
燃えにくい構造になっていた。

ケーブルも、
よじれにくい電源コードを
採用していた。

壁に差し込むプラグも、
使いやすい形状に
改良されていた。

 

 

するとどうなるかというと、

他のメーカーも
みんな真似するわけですよ。

気がつけば、

売場に並んでいる商品は、
どこのメーカーのものも
全部良くなっている。

一昔前のテーブルタップと比べると、

はるかに使いやすくなり、
安全性も高くなった。

すると今度は、

誰の目にもはっきりわかる違いが、
なくなってくるんですよね。

機能も、
性能も、
耐久性も、
使い勝手も、

どれもほとんど同じ。

 

 

これって
テーブルタップに限った話じゃなくて、

どんな商品でも、

進化すればするほど、
優れたものになればなるほど、
似てくるんです。

で、どうなるのか。

どこで買っても
ほとんど差がない。

誰から買っても
同じに見える。

こうなってくると、

差別化なんて
できないと思い込んでしまうんですよね。

でもね。

本当に面白いのは、
ここからなんです。

 

 

商品で差別化しようとしても、

それは現実的では
なくなってきている。

でも、

信頼感だったり、
相談のしやすさだったり、
親近感だったり。

同じものなら、
あの店で買いたい。

同じものなら、
あの人から買いたい。

そんなことが、
実際に起きているんです。

モノを見て、
差別化しようとしていませんか?

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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