「初ラ(しょら)」と聞いてピンとくる人は還暦を超えている人だけかもしれない。

月刊誌「初歩のラジオ」はステレオアンプの作り方が詳しく紹介されていました。

毎号眺めているうちに配線図が読めるようになった。

最初にトライしたのは超カンタンなゲルマニウムラジオです。

秋葉原で部品を買ってきて本の通りに組み立ててみる。

イヤホンからラジオ番組が聞こえたときは嬉しかった。

そこからステレオアンプに興味を持ち始めて、真空管を使ったアンプを組み立てるようになった。

本に書いてある通りにアルミ製のシャーシを加工して部品を取り付けて配線していく。

時間をかけてやっと完成してスイッチを入れると音が出ない……。

配線図を広げてひとつひとつチェックする。

はんだ付けが不良のところがあったり、配線ミスをしているところがあったり、部品の向きを間違えているところがあったり、原因を探してやり直していく。

音が出たときの感動がたまらない。

いろんな真空管でアンプを10台作って何十回も配線ミスをして、時には部品をダメにしたなんて失敗を何回も体験した人と「いつか作ってみたいなぁ」と思って毎月発行される「初歩のラジオ」を購入して眺めている人と比べたら、どっちが上達すると思う?

ビジネスも同じです。

数多くの失敗を通してどんどん成長していきます。

私たちは新しいことにチャレンジするたびに成長します。

成長するたびに、また新たなチャレンジに立ち向かう。

終わりがない。

リスキーだし、ストレスも多い。

自分たちが成長して問題をクリアする速度よりもはやく、次の問題に直面することもあります。

でもそれは前を向いて突き進んでいる証拠なんですよね。

挑戦しているときは失敗も多い。

挑戦しなければ失敗もしない。

成長もしない。

振り返ってみると向かい風に向かっているときが安定しているときなんですよね。

さあ、一緒に挑戦しましょう!

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

秋田
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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