「販路開拓は動いてから考えろ」というのは、苦難に屈しない精神、根性があれば、どんな問題でも解決できるという根性論ではありません。

方法論です。

まず動け!

知らない土地に行ったら、とりあえず詳しそうな人を見つけて聞いてみる。

これは根性論ではなく、迷わないための方法ですよね。

行きたい場所があるとか
手に入れたいものがあるとか
体験してみたいとか

目的がはっきりしているときは、事前にある程度の情報を知りたいと思うだろうし、あるいは確認しておこうとか、理解しておきたいと思うでしょ。

達成したい目的があると理解したくなる。

 

では、一度も会ったことのない人が、どこかであなたとすれ違って、いきなりあなたのことを理解したいと思うだろうか?

どこかで一度だけ会ったことのある人はどうだろう。

突然あなたのことを思い出して、もっと理解しようと努力を続けるだろうか?

実社会ではそんな人はほとんどいません。

何か目的がなければ知りたいとは思わないし、理解したいとも思わない。

だから、待っていてはダメなんです。

 

動いてください。

考えるのは動いたあとです。

ちょっとでも動いてみれば、自社の存在を思い出してもらうには何をどうすればいいのか、どうすれば記憶してもらえるか、いろいろと見えてきます。

動くことで市場の様子が見えてくるから具体的にどうしようかと考えることができるんです。

動いてみれば何を調べればいいのかもわかってくる。

つまり、戦略を考えるうえで必要な様々な情報を集めやすくなります。

最初は漠然と動いてみる。

小さな一歩を踏み出してみる。

それでいいんです。

気分が乗らないとき、外に出るためにはどんな準備をしたらいいと思いますか?

ゴールを設定して、行動予定を決めて、準備万端、完璧に整えてから動こうなんて思わなくていい。

靴を履くだけでいいんです。

靴を履けば気持ちが変わる。

すんなり外に出やすくなります。

動けば動いただけ状況が見えてきます。

販路開拓は動いてから考えましょう。

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

愛媛県/宇和島
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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