これは必要なものか。

それとも欲しいものか。

新製品を販売する時、常にこの質問からスタートしていますか?

「必要なもの」か「欲しいもの」かによって売り方がまるで違ってくるからです。

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数年前の話ですが自宅の冷蔵庫が突然壊れてしまった。

しかも、なんと真夏に。

朝起きたら中の氷が溶けて床はびちゃびちゃ。

大騒ぎでした。

慌てて量販店に行って新しい冷蔵庫を購入することに。

冷蔵庫は少しでも良いものを選びたかった。

店員さんの説明を聞きながら、消費電力や内部の構造などいくつもチェックして候補を絞り込んだ。

一番の決め手は値段です。

性能と機能が同程度なら少しでも安い方がいい。

しかし安く買えたからといって「いい買い物をしたと満足したか」と聞かれればそうとも言えない。

なぜなら冷蔵庫は「必要なもの」だから。

たとえ安く買えたとしても痛い出費に変わりはないしね。

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一方楽器はどうだろう。

いろんなベーシストの話を聞いてみるとよくわかります。

ベースや、エフェクターや、アンプなど欲しいものに価値を感じると高いお金を出してでも買おうとする。

「欲しいもの」を手に入れたあとの満足度も高い。

さて、あなたが売り出そうとしている新製品はどちらですか。

「必要なもの」ですか?

それとも「欲しいもの」ですか?

あなたの商品がお客さんの頭の中のどちらにポジショニングされているのかで売り方は大きく違ってきます。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

青森
Canon PowerShot G7X

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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