プレゼンは芝居の台本のようにストーリーを組み立てるところからスタートします。

では台本のどの部分から考えるのか。

ここなんですよ。

問題は ……。

よくやりがちなのは自己紹介から考えていって、従来の商品の弱点とか、あるいは問題点とか、先方の課題を浮き彫りにして、解決策を提案して、比較検討してもらって、価格を提示して ……。

こうやって組み立てていくパターンが多いんです。

まあこれでいいんですけどね。

ただこれだと思うような反応が返ってこないことが多くなる。

購入の決断をうながすという段階に行く前に、どちらかというと保留の方向に向かって誘導しがちになるんですよね。

 

 

なぜそうなるのでしょうか?

理由は単純で、自社に都合よく、かつ自分のペースで話を持っていくために組み立てたプレゼン資料になるからです。

相手を引き込むというより売り込み色を強く感じるプレゼンになる。

だから相手は警戒の壁の向こう側に立ったまま、こちらを観察しているようなポジションから動こうとしない。

なので「よくわかりました。検討させていただきます」になりやすい。

では、そうならないようにするにはどうすればいいのでしょうか。

とても簡単な方法があります。

ゴールを変えるんです。

別の言い方だとストーリーのエンディングから考えればいいんです。

売り込みをエンディング、つまりゴールにしないこと。

ポイントはこの一点のみ。

売り込むことより、相手にどうなってほしいのか、笑顔が浮かぶかどうか、どうやって笑顔にするか、その一点に向かって台本を組み立てて行けばプレゼンの流れが大きく変わっていきます。

ぜひ挑戦してみてください。

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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