2024年、横浜駅東口に巨大なビル「横浜シンフォステージ」がオープンしました。
ここには、日本橋から移転してきたヤマハサウンドシステム株式会社の本社や、グループ会社が集まっています。
私はてっきり「ヤマハの本社が横浜に来たのか!」と勘違いしたまま、誰に招待されたわけでもないのにノコノコと足を運んでみました。
1階~3階はヤマハミュージック 横浜みなとみらい。
楽器体験やショールーム、カフェ、音楽教室などが並び、もちろん、ベースも試奏できます。
実を言うと、私は昔からヤマハのベースが苦手でした。
今から50年ほど前。
初めて弾いたときに感じた「楽器というより、工業製品を弾いているような感覚」
── これが、どうしても馴染めなかった。
ベースアンプも同じでした。
静かなスタジオで、ひとりで弾く分にはいいのですが、バンドに入ると音が抜けてこない。
ステージだと、さらに悩ましい。
音の芯が前に出てこない。
それ以来、私はずーっとヤマハの楽器を毛嫌いしてきました。
ところが。
ショールームに並ぶ最新のベースを見たとき、根拠はないのですが「なんとなく、いい音がしそうだな」そんな気がしたんです。
BB の5弦はヘッド落ちと重さが苦手なので、今回は TRBX 605 FM を弾いてみました。
実際に手に取って弾いてみると …… 。
驚きました。
「えっ、これ本当にヤマハ?」
そう疑うほど、いい音が出る。
しかも、安い。
50万円クラスの高級機とは違うでしょうが、私のような「なんちゃってベーシスト」には十分すぎるほどの即戦力の音でした。
そして改めて「ブランディング」の恐ろしさを痛感しました。
50年前にガツンと頭に刻まれたネガティブなイメージを、私は半世紀も引きずっていたわけです。
一度「焼き印(ブランド)」を押されてしまうと、これほど長く思考を支配してしまうものなのか。
さらに恐ろしいのは。
自分の手で触れ、耳で確かめて「これはいい!」と実感したはずなのに、頭のどこかでいまだに「でも、ヤマハだしなぁ~」そんな否定的な気持ちが勝手に湧き上がってくることです。
ブランディングの力。
その影響力は、私が想像していたよりも遥かに強力ですね。
とはいえ。
次にベースを買うとき、ヤマハを選べるかどうか。
まだ自分でも、ちょっと自信がありません。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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