いろんな業界で、
いろんなタイプの営業を経験してきたけど、
「なぜ、あの会社の商品ばかり
売れるんだろう?」
という、見たくない現実を
毎日のように突きつけられるんですよね。
営業はつらいよ。
厳しい環境でも、
逃げられないからね。
ルート営業も、
問屋営業も、
新規開拓営業もやってきた。
でも、どの営業にも
強力なライバルがいたし、
強力な商品がどんと待ち受けていた。
こうなると、
小手先のテクニックでは
どうにも歯が立たない。
ちょっとした工夫なんて、
あってないようなものです。
そこをなんとかして売ろうとすると、
無駄なエネルギーを
投入し続けることになる。
じゃあ、どうすりゃいいんだ。
小さな会社の場合、
大企業のような営業はできません。
マーケティングだって、
まるで違う。
となると、
選択肢は限られてくる。
私が経験してきた中で、
最も有効だったのは、
売れない商品と
縁を切ることだった。
世の中には、
本当に優れているのに
全く売れない商品が
たくさんあるんですよね。
これまで、
ずいぶん見てきた。
その反面、
「あれれ?
この程度なの?」
と思うレベルなのに、
何の努力もなく
売れていく商品もある。
だったら、
さっさと売れる商品に
切り替えちゃえばいい。
こういう商品に巡り合えたときは、
営業は本当に楽だった。
そりゃあ、
「世の中に本当にいいものを
頑張って売っていくんだ」
という本気の社長も
いると思う。
でも、小さな会社が
いつまでもそんなことをやっていたら、
体力がどんどん削られていく。
高度経済成長期じゃないんだから。
無理して売ることはありません。
売れる商品にスイッチして、
いつかタイミングが合う時期が来たら、
その商品を引っ張り出して
売ればいい。
売りたい気持ちもわかる。
でも、それって
世の中が求めているものなのか。
それとも、
いい商品だから
売りたいだけなのか。
その辺を見失うと、
あぶないんだよなぁ。
いつのまにか
フェードアウトしちゃった会社を、
ずいぶん見てきたからね。
無理するなって。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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