2014.07.15_01
佐世保商工会議所
撮影:馬場 真由美
COOLPIX P310

 

買った商品を使う。その結果どのようないいことがあるのか。ここに注力してツールを設計していくことが多いのですが、さらに3つのポイントを追加していきます。

それが「前後の思いやり」です。

商品は使うところだけで判断されるものでもないんですよね。

とくに他社と比較して、価格、機能、サイズ、使い勝手などそれほど大きな差がない場合。選ぶ理由は買う前と買った後も大切なポイントになります。

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女房殿はいつも同じメーカーの同じ商品を選ぶ。「なぜ?」と聞いたら、賞味期限の表示がわかりやすいからという理由だった。
(購入前)

洗剤を選んだ理由も私の予想と違っていた。てっきり泡切れがいいとか、洗浄力があるとか、そんな使い心地のよさかと思っていたのですが、持ち帰るときの持ちやすさだった。
(購入後)

また他の商品では、ビンに貼ってあるシールが廃棄するときにはがしやすいからだった。
(使用後)

商品の訴求ポイントは商品を使っているときのベネフィットだけじゃない。選ぶ理由はいっぱいあります。

買う前と、買った後、そして使った後にも選ぶ基準があることを忘れないでね。

まあ色々あるけど、一番大切なのは「この会社が好き!」と思ってもらうことなんですよね。

 

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市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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