青森ウォーターフロントエリア
Nikon COOLPIX P310
最初はこのロープを利用して上陸しよう。
ステップは仮設でもいい。成功したら本格的な下船設備を建設しよう。
そうやって、とりあえず今持っている商材で新規市場に参入してみた。
ところが、市場ではすでに手強いライバルがいて、しかも海外から低価格の商品が攻め込んでいた。
まずいな。これまでかなり無理して経費をかけてしまったし、いまさら引くに引けない。なんとかして現状を変えないと。このままでは無理だ。
変えなければならないことはわかっている。でもどこから手をつけたらいいのかわからない。
現状を変えるには、ひとつでもいいので、ライバルより優れている武器が欲しい。
商談相手もプロです。「他社と同じです」では、商談の土俵にあがることすら厳しすぎる。
新規市場に参入する場合は、最初から勝ちにいくつもりで計画すること。「自信あり」のプランがなければ失速します。
・より優れた何か
・より新しい何か
・より早い何か
・より安い何か
中小企業はこれを使って市場に参入するしかない。
モノ余りの時代に「とりあえずあるもの」で勝負するのは無謀ですが、短期的にでも有効な武器があれば新規市場を切り開くことは可能です。
ただし、参入したら修正の手をゆるめないこと。
ステージで演奏しながら、常に新しいアレンジを創る必要性が起きているようなものです。
次回も今回と同じでは、周りが進化していくので、あっという間に時代に取り残されてしまう。
レーシングカーがレースをしながら改良点を設計しなおすようなものですね。修正していかないと順位がドンドン下がってしまう。
新規市場を開拓するときは、
・最初に自信のある武器を使ってライバルより頭ひとつ飛び出すことを狙う
・いったん土俵にあがったら常に修正を続けていく
プロの仕事って、工夫すればするほどお客様が喜んでくれるから、やりはじめるとホントに面白い!
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
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このまま何も手を打たなければ潰れてしまう。
なんて言っていたのに……。
今はグングン売上が伸びている。
いったい何をやったのか?
なんと、それは営業しないで新規顧客を増やす方法だった。
お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略
詳しくは こちら
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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