社員を大切にすると、社員は顧客を大切にします。
顧客は自分を大切に扱ってくれる会社のファンになる。
熱心なファンに支えられている会社は強い!
その一方で会社を大きくすることにフォーカスしている会社もあって、どちらが正しいとかは人それぞれの判断にゆだねます。
私は専門外の M&A(合併と買収/Mergers & Acquisitions)について詳しいことはまったくわかっていませんが RIZAP のニュースを見て驚いた。
本業は儲かっているのに、M&A で傘下に入れた80社以上もある子会社のうち、70数社が足を引っ張って大赤字になっていた。
なんとその額は
2019年3月期決算の純損益は193億円
2020年3月期決算の純損益は 60億円
の大赤字!
RIZAP は純資産よりも安い値段で売り出した企業を買う「M&A」を繰り返していました。
仮に、帳簿上100億円の純資産がある会社を10億円で買ったとすると、帳簿上90億円の利益として計上できる。こうすれば本業で稼ぐよりも簡単に急成長したように見せることができます。
でもね。
売る側としてみれば安く売る理由があるよね。
安く売られている赤字会社を大量に買っても増えるのは赤字になるのがわかっているのに、手あたり次第に買いまくっていたなんて。
表に出てこない様々な事情があったのかもしれませんが RIZAP は会社を大きく見せたがっているだけのように見えます。
こんなことやってて大丈夫なのか!?
特にコロナショックのように世界規模で世の中が大きく変わる時は、会社の規模に関係なく、企業理念/経営ポリシーが問われます。
社員を大切にすると、社員は顧客を大切にします。
顧客は自分を大切に扱ってくれる会社のファンになる。
熱心なファンに支えられている会社は強い!
ー 撮影場所と機材 ー
千葉
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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