各地でよく聞く話です。
例えば NHK の大河ドラマでその地域が舞台になると、全国から観光客がドバーッと集まります。
マスコミが取り上げると、それまでは鳴かず飛ばずだった観光名所にガンガン来るようになる。
そこで商売をしているお店は急激に売上がアップします。
めでたし、めでたし!
毎日、大量の新規顧客が来てくれたら、これほどいいことはない。
なんて気がするけど、観光地の人気に頼ったお店の基礎体力は弱い。
私があっちこっちで耳にするのは「番組が終了したらピタッと来なくなった」という話ばかりなんです。
ある旅館の経営者に聞いた話では、旅番組で紹介されたときに観光客が殺到したのは3週間だけだったそうです。次の温泉旅館が紹介されたとたん、売上をつくることができなくなった。
多くの経営者が陥りがちなのが、リピートの仕組みづくりよりも集客を優先させてしまうことです。
基礎体力のある企業って、既存客のファン化が浸透しているんですよね。
・自前で名簿を作って
・リアルな情報を提供して
・自己開示して
・購入時の特別感を演出して
・クチコミがしやすい工夫をして
・定期的に接触できる機会を用意して
・DMを発送するスケジュールを設計している。
いままのでお客様がすべてリピートしてくれたら、そんなに集客に翻弄されずに済むケースがとても多いんです。
顧客情報を活用すると売上がアップする!
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
▼ 「勝てる市場を創る」 ~ 動画セミナー ~
このままでは将来が不安だ。
あと何年続けられるだろうか。
私のところに相談にくる経営者たちは、みんな同じ悩みを抱えて、ひとりで苦しんでいました。
大丈夫!
まだあなたが試していないこんな方法があります。
今回は様々な事例を中心にご紹介します。
お金をかけずにお客様を引き寄せる中小企業のための販売戦略
詳しくは こちら
–

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 「欲しい」の裏側を覗くマーケティングの入り口 ~ サングラスからダイエットまで応用自在の思考法 - 2025年5月8日
- この差が半年もすると大きな違いになる - 2025年5月6日
- もう力づくの説得はやめよう。商談相手を「その気にさせる」対話術 - 2025年5月6日