散歩の途中でこれまで何度も見たことがあった。

でも鳥の写真を撮ろうと思ってカメラを持っていったことはありません。

撮るつもりで撮りに行っても、これと同じ写真は撮れない。

運よくそこにこれだけの数の鳥がいたから撮れた一枚です。

被写体との出会いは偶然です。

この位置に鳥を配置して、曇天のソフトな光を当てて、無風に近い状態で、細かい波があって……。

なんて具合に事細かにイメージして、この写真を撮るつもりで出かければ撮れるというものでもない。

結果を目標にしても意味がないんです。

被写体を決めたら結果を気にせず、その時、その場所で、自分ができることを丁寧に行えばいい。

位置、高さ、構図、画角、絞り、シャッター速度、露出補正など、撮影する側の都合ならコントロールできます。

でも被写体はそうはいかない。

思い通りには動いてくれません。

つまり結果はコントロールできないんです。

だから撮影するときは結果について思い煩うことはしません。

今できる行動のみに集中します。

コントロールできるのは自分だけ。

今の自分にできるのは、いつだって今の自分ができることだけだから。

結果を心配するな!

最悪の事態も、何もかもうまくいく最良の事態も、残念ながらあなたが思っているほど起きないんです。

あなたの心配が的中するのは、10回連続で宝くじの一等賞に当選する確率よりもはるかに低い。

初回訪問で、事前に予測していた通りだった、なんてことは一度もない。

訪問先の企業に向かう途中、あれこれ想像してみるものですが、何もかも予想通りだったことは今まで一度もありません。

必ずどこか予想とは違っています。

営業は行ってみなければわからないんです。

だから行く前に心配しても意味がない。

あなたができることは訪問することです。

相手に会うことです。

商談の結果は心配するな!

あなたにできることは、その一瞬に集中することだけなんですよね。

行動すれば結果は出ます。

うまくいくときも、いかないときもあります。

いずれにせよ、それが結果です。

結果を出すには、やってみなければわからないんです。

結果はやったあとの話。

だから、結果を目標にすることはやめました。

目標の数字なんて商談中に意識したことはない。

思い通りになることなんてないからです。

それよりも会っている瞬間、今の自分にできることに集中する。

 

コントロールできるのは相手ではない。

結果でもない。

いつも自分なんですよね。

結果にとらわれるな!

そんなヒマがあったら、今できることに集中しろ!

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

横浜/大岡川
Canon PowerShot G7X

 

◆ この記事を書いた人

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吉見 範一 (よしみ のりかず)
代表:= Y’s CLUB =

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「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰
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