自分の都合に合わせて作ったリストを広げ、そこからテキトーにひとつ選んで、アポを取って会いに行った相手は、あなたの商品を購入するつもりで検討している人とは限りません。
まあ、こうやって「せっかく会えたのだから」と
・自社の商品のパンフレットを渡し
・良さをアピールして
・相手の反応を見て
・ABCのランクに振り分け
・感度の高い見込み客を絞り込んで
・再訪問して
・さらに興味を引き出し
・ちょっとだけヨイショして気分よくなってもらって
・波状攻撃のような説得を繰り返して売り込もうとするのがセールスです。
–
では、あなたに会う前から、あなたの商品に興味があって、購入を検討していて、直接あなたに会ってもう少し詳しい話が聞きたいという人は?
購入する確率がとても高い人です。
・興味のある人が求めている情報を発信して
・商品を試せる企画を用意して
・「こんなのが欲しいと思っていたんだ」という人だけが集まるようにして
・買う気満々の人とにこやかに商談をするのがマーケティングです。
これはどっちがいいとか悪いとかの問題ではありません。
商品によって最も適した方法を採用すればいい。
戦術(セールス)を強化するか、戦略(マーケティング)を強化するか。
ただ、私の経験から言うと、マーケティングを中心に組み立てたほうが購入まで多少時間がかかりますがリピート率がはるかに高くなるのと、長期的に見ると安定した成果を出し続けるようになります。
どちらが自社に適しているのか、一緒に検討していきましょう。
ー 撮影場所と機材 ー
徳島
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)
「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/
経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰

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