現代人は大量のCMを浴び続けているので、見えないものや、未体験でイメージしにくいものにはあまり興味を示さない傾向があります。

たとえばボイストレーニングなど、目には見えない商品や形のない商品を売ろうとしたらどうしますか?

たとえ目に見えなくても、提供するサービスのイメージを頭の中に作ってもらうという手があります。

このときよくやりがちなミスは商品の内容を中心に解説してしまうことです。

伝えるのは「解説」ではなく「未来」です。

告知の目的は相手を動かすことですよね。

商品の説明だと「ああ、そうですか」で終わってしまう確率が高いので、そうならないようにお客様を知らない世界に引きずり込むつもりで考えたほうがいい。

商品の詳しい解説より「お客様を明るい未来に連れて行くことができます」って発信したほうが伝わりやすいんです。

たとえば……。

・まだ間に合う! 今年の忘年会までにワンランク上の発声を覚えたい人へ!
・正しいブレスを覚えると、あなたの歌唱力をもっと発揮できるようになります
・声を響かせるコツがわかれば20代の女性でもムリをせず美しい大人の声に生まれ変わります
・運転しながら練習できる10分間トレーニング法/ベスト3 ~ 徹底解説 ~

こうして並べてみるとわかると思いますが、呼びかける対象がそれぞれちがっていることが読み取れますか?

告知の内容によって集まる見込み客が変わるということを意識してください。

だれを集めたいのかを明確にしておくこと。

そして、提供する商品やサービスの説明ではなく、何が手に入るのかをより強く伝えてください。
※「商品の特徴を伝えるな」ということではないので誤解しないでくださいね!

伝えたい対象を絞り込んで、明るい未来をイメージしてもらう。

とてもオーソドックスな方法ですが、チラシやDMや営業トークなど、いろんな場所で応用できるのでいろいろ工夫しながら挑戦してね!

 

 

 

 

ー 撮影場所と機材 ー

神奈川県/相模原市
Canon PowerShot G7X

 

 

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吉見 範一(よしみ のりかず)

吉見 範一(よしみ のりかず)

「ちいさな会社の販売戦略」を設計する専門家/ 経営者を対象とした少人数制の個別コンサルティング = Y’s CLUB = 主宰