自分が考えていることを相手に伝える。
このとき頭のいい人に多い一方的に説明するタイプの人は要注意。
これだと営業では20点くらい。
ただ単に伝えるだけでは役に立ちません。
少なくとも「わかりやすく伝える」ことが求められる。
これができて40点くらい。
営業担当者はさらに相手を行動させることが求められます。
ここまでくれば何とか50点に手が届く。
とはいえこれでもまだ不合格です。
相手から専門家だと認められるようになってやっと60点。
これでどうにかギリギリ合格ラインに手が届く。
そして忘れないで欲しいのは、どの段階でも絶対に欠かせないのが表現力だという点です。
「表現がヘタだ」とか「話すことが苦手だ」という人がいますが、それは頭の中が雑然として整理ができていないから。
きちんと整理することができれば、わかりやすい言葉で表現できます。
では、具体的にどうすれば頭の中を整理することができるのでしょうか。
特殊な方法はありません。
あなたは「何を言いたいのか」を話す前に意識すること。
これだけなんです。
別の言い方だと、頭の中を整理してから話す習慣を身につければいい。
これを習得するにはふたつの方法を組み合わせると効果的です。
ひとつは文章を使った情報発信。
ブログを毎日更新してください。
メルマガでもFacebookでもいい。
毎日書いて、毎日発信し続けること。
情報を発信するには頭の中を整理する必要があります。
しかも書いたものは数週間後に読み返すことができる。
ここでわかりやすい表現ができているかどうかのチェックができます。
もうひとつは録音です。
自分の商談を録音したら内容のチェックはその日のうちに再確認する。
でも、伝わりやすさのチェックは直後ではなく、一週間後に聞き直すほうがわかりやすい。
直すところがわかれば、意識するようになるし、どんどんよくなります。
・頭の中で伝えたいことが整理できているか
──> 発信して、読んでチェック
・わかりやすい表現で伝えているか
──> 録音して、聞いてチェック
このふたつをワンセットにして「わかりやすく伝える」話し方を鍛えて身につけておくと、ビジネスのチャンスは大きく広がります。
なぜなら質のいい情報は、質のいい情報を発信しているところに集まりやすいからです。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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