売れる営業トークを知りたかった。
トークを覚えれば売れると思っていた。
基本的なパターンがあって、相手を説得できるテクニックがあって、その気にさせる魔法の言葉があって、それを使えば相手をコントロールできると思った。
だから売れている先輩に同行させてもらえば盗めると思っていました。
同行させてもらったときは嬉しかった。
そりゃあ真似しましたよ。
楽器と同じで覚えるなら最初はコピーだろうと思っていたし……。
うまく真似できれば売れるに違いないってね。
でもそんなものはなかったんです。
相手を説得しようとか、相手の考えを変えようとか、相手をコントロールしようとか。
そのつもりで商談に臨むとことごとく失敗します。
相手の考え方を変えるということは、自分が正しくて相手が間違っているという上から目線の意識が隠れていて、でもそれって透けて見えちゃうんですよね。
そりゃあもう相手から見ればメチャメチャ嫌なヤツですよ。
そんなヤツの話を聞きたいなんて思うはずがない。
人は嫌なヤツから買いたいなんてことはまずありません。
だからビックリするくらい売れなかった。
商談は相手をコントロールしようとすることじゃなくて、自分の心を開くにはどうすればいいかを考えないとね。
自分が心を開くと相手も心を開きやすくなる。
ー 撮影場所と機材 ー
青森
Canon PowerShot G7X
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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