横浜 八景島シーパラダイス
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH.
たまに海を見たくなる。
私が中学に入学したとき、校庭はそのまま砂浜につながっていました。三年後の卒業のころにはすっかり埋め立てられて視界から海が消えていた。今は大量の石油タンクが並んでいます。
それでも横浜はちょっと足を伸ばせばいつでも海に会えます。ただ残念なのはこのあたりの海はどこも護岸工事が完了していて子供のころに遊んだ砂浜のある海は残っていません。
目の前に海があるのに裸足で遊べる海がない。消えてしまった砂浜を求めてもそこにはない。差別化のしにくい海ばかりになってしまった。
それでも現状に新しい魅力を持たせることができます。それが物語なんです。
差別化のしにくい商品でも魅力を与えることができるのは経営者です。
経営者の物語で商品を包むという方法があります。
今回の写真に写っている海に浮かぶ建物なら
・なぜこの建物の形にしたのか?
・建物を見て何を感じさせたいのか?
・この海岸に立ったときに何を見せたいと思ったのか?
・どのような経緯でこの建物に決まったのか?
そんな物語があると、ありふれた海の景色でも他とは違う特別な海を感じるようになります。
商品の場合、特に大切にして欲しいのは、あなたはなぜこの商品を扱おうと思ったのかという「理由」です。
漠然と「金儲けだ」なんてことを言ってたら誰も相手にしてくれなくなります。長く安定した経営を続けようと思ったら、世の中の役に立ちたいという気持ちが伝わる「理由」を前面に押し出してください。
全社員にその物語が染みこむまで常に言い続けること。染みこんでも言い続けること。まわりの人が賛同して応援してくれるようになっても、それでも言い続けてくださいね。物語がひとり歩きするようになるまで。
差別化を考えたとき、波瀾万丈の物語である必要はありません。それよりも言い続けることの方が大切なんです。
市場の創造は本当におもしろい仕事です。
一緒に挑戦しましょう!
▼ 新規開拓の問題点は、これで解決!
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吉見 範一(よしみ のりかず)

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