自宅での撮影に使うもので、小型軽量で、ある程度の強度があるミニ三脚を買おうと思った。
昔はヨドバシカメラに行けばなんとかなるだろうととりあえず足を運んでいたけど、今の私の行動を振り返ってみるとかなり違っていました。
写真が好きな私はこれまでに何種類もの三脚を使っています。
フルに伸ばすと2Mを超える大型の三脚や、卓上で使うミニサイズのものまで。
カメラを取り付ける雲台もいろいろ試してきた。
おかげでどういう条件の時にどれを選んで、何をどうすればいいのか、それなりに詳しくなれたし、いつのまにか三脚に求める注文がシビアになってきたと思います。
もしかしたらアルバイト感覚の店員さんよりも詳しいかもしれない。
そんな私はどうやって今回の三脚を選んだのか。
なんですが ……。
順番が違うんですよね。
まず店に行く。
ではなく。
まず自宅で散々ググりました。
あれもこれもと調べてこれが良さそうだなと思ったら、メーカーのホームページから取扱説明書をダウンロードしてスペックを確認して、同等品を色々と比較検討して、機種を絞り込んで ……。
昔みたいに漠然と「なんかいいのがないかなぁ?」とふらふらとお店にいくことがないんです。
候補を決めて「これがある場所はどこだ」というところまで調べて、今回はヨドバシのホームページで在庫を確認して家を出た。
店に着いたら現物を手に取って、ポイントをチェックして購入。
大事なことは順番の違いです。
購入するまでの行動の順番は、ひと昔前までとはまるで違う。
漠然とお店に行くのではなく、候補を絞り込んでから動きます。
このパターンが普通になっている。
なので大手企業はお客さんが購入に至るまでの行動の順番を分析してシステムを構築しています。
–
Aさんの業界も例外ではなかった。
同業の大手企業は手間と時間をかけて今の消費行動に合わせたシステムを構築して売上を伸ばしています。
同じ業界だからといってAさんが大手のこの戦略をそのまま真似するよりも、小さな会社に適した戦略を選んだ方が上手くいく確率が高くなる。
そう思ったからあの方法をオススメしたんです。
ちょっと時間がかかったけど「順調に新規のお客さんが増えてきた」という報告を受けた時はうれしかった。
大企業の戦略を学ぶのはとても大切です。
参考になる部分がたくさんある。
ですが、残念なことにそのまま真似してもうまくいかないことのほうが多いんです。
そもそも人も予算も足りないしね。
とはいえ順番の違いを無視することはできません。
あのとき、その点を踏まえたうえで、大企業とは違う販売戦略を選んでよかったですね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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吉見 範一(よしみ のりかず)
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