Aさんはお客さんが喜んでくれそうな新しいサービスの導入が必要だと考えていた。
頭がいいんだろうなぁ。
他社がやっていないサービスであまり経費がかからないものがいいとか言いながら面白いアイデアが次々と出てくる。
「吉見さん。これをやってみたいんだけど、どうですかね?」
と聞かれても私の回答はいつも同じだった。
「小さく試してみませんか。反応を見て改良しながらブラッシュアップしていくといいかもしれませんね」
付き合い始めた頃はそんな感じで新しいサービスを試してみたんです。
でも新作が生まれて、社内に浸透して、結果が出る前に当人はすっかり飽きちゃって、またあらたに思いついたサービスを始めようとする。
次々と作るのもいいけどAさんの会社は、現状のサービスでお客さんが感じている不満を分析して、対策を講じて、より質の高いサービスを提供できるように改善していったほうがいいと思う。
なのにそうやってサービスの数を増やすのってどうなんだろう。
だって結果を生み出してくれるのは未完成のサービスじゃなくて、やっぱり質の高いサービスですよね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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