Aさんはお客さんが喜んでくれそうな新しいサービスの導入が必要だと考えていた。
頭がいいんだろうなぁ。
他社がやっていないサービスであまり経費がかからないものがいいとか言いながら面白いアイデアが次々と出てくる。
「吉見さん。これをやってみたいんだけど、どうですかね?」
と聞かれても私の回答はいつも同じだった。
「小さく試してみませんか。反応を見て改良しながらブラッシュアップしていくといいかもしれませんね」
付き合い始めた頃はそんな感じで新しいサービスを試してみたんです。
でも新作が生まれて、社内に浸透して、結果が出る前に当人はすっかり飽きちゃって、またあらたに思いついたサービスを始めようとする。
次々と作るのもいいけどAさんの会社は、現状のサービスでお客さんが感じている不満を分析して、対策を講じて、より質の高いサービスを提供できるように改善していったほうがいいと思う。
なのにそうやってサービスの数を増やすのってどうなんだろう。
だって結果を生み出してくれるのは未完成のサービスじゃなくて、やっぱり質の高いサービスですよね。
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
▼ Facebook への友達リクエストはお気軽に (^_-)-☆
──> https://www.facebook.com/yoshimi.norikazu
・コメント欄に「ブログ読者」と記入してください。
・無記入だとスパムと区別がつかないのでリクエストを無視することがあります。
日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

最新記事 by 吉見 範一(よしみ のりかず) (全て見る)
- 対面営業に臨んだときは相手に対してまずその点を認め、そして ……。 - 2025年5月2日
- 人はそれを欲しくなってしまう - 2025年5月1日
- 疲弊する新人、変われない管理職。令和の営業組織に本当に必要な視点とは - 2025年5月1日