買うか買わないか。
買うとしたらどの店で買おうか。
他にもっと良いものがあるかもしれない。
とまぁ、こんな感じで「買い物で失敗をしたくない」と思うから迷うんですよね。
そんな時、お客さんに決断を促してくれる情報は何だろう?
答えはあなたの中にあります。
今、あなたが欲しいものがあって、購入を迷っているとします。
こうした状況のとき、あなた自身を観察したことがありますか?
販売の基本はそこなんです。
自分の気持ちの揺れを観察すること。
これがメッチャ重要。
というのも言葉ではなくて、感覚で理解したほうが実践的なんです。
なのに売り手の側に立つと「買おうかな」「どうしようかな」って迷っているときの気持ちの揺れを解決する方法よりもどうやって説明しようかと売ることに意識が向いてしまう。
あなたが迷っているときは、商品を手に入れたときの姿や生活を連想して「これがあれば ……」なんて感じで楽しい未来を想像して「欲しいな」って思ってる。
欲しいけど迷っている。
迷っているときってワクワク感もあるし買い物の楽しみ方のひとつだからそれはそれでいいけど、売り手の側に立ったときに考えて欲しいのはそっちじゃなくて、買い手が迷っている時の気持ちの揺れを解消する方法です。
何が原因で迷っているのか。
何が不安なのか。
何を知りたがっているのか。
そこなんです。
だれだって買い物に失敗したくない。
そりゃそうですよね。
そこで何を知りたいのか。
そんなときは売り手のオススメの言葉よりも、すでに購入して使っている人の意見だったりしませんか。
もちろん売り手の側に立ったときは商品の見せ方や丁寧な説明も大切です。
でも忘れてならないのが利用者の声。
だって失敗したくないから。
お客さんはそこが気になる。
きっとあなたもAmazonのカスタマーレビューを参考にしたことがありますよね。
いい評価と悪い評価の両方に目を通して「これなら買ってもいいかな」という自分を納得させてくれるコメントを探して「そうだよね」と自己説得する。
利用者の声で不安材料がかなり解消されます。
ところであなたはお客さんに商品の説明をするときに利用者の声を活用していますか?
ー 撮影場所と機材 ー
横浜/みなとみらい
OLYMPUS PEN Lite E-PL5
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.
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日本営業ツール研究所は狩猟型のツールを研究するところではありません。
研究するのはお客さんの未来です。
あなたの商品はお客さんにとって「どんな価値があるのか」を見つけましょう。
お客さんに価値のある未来を提供するために……。

吉見 範一(よしみ のりかず)

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