なぜ言ったことが伝わらないんだ！

遠隔操作で人は動かない。

新しい情報は、これまでの自分の経験の中で得た情報に継ぎ足して理解します。

基本的な知識と体験が一致していなければ、それぞれが自分の理解できる範囲で、かつ都合よく取捨選択して判断する。

早い話、どう理解するかは人によってバラバラなんです。

だから伝達だけで徹底するのはとても難しい。

ではどうすればいいのか？

ポイントは３つ。

・直接会う
・現場に足を運ぶ
・現物を前にしてなぜそうするのかを説明する

そこでやっと輪郭が浮かんでくる。

浮かぶのは輪郭だけなので積極的に行動に移すところまで理解してないものなんです。

「行動」の前段階の「理解する」は「やってみて、結果を出す」という体験を重ねた後です。

あなたと同じ体験をしたことがないところに「言葉」で伝えただけでは指示内容の半分も伝わっていないと思ったほうがいい。

未体験で必要な知識がない状態の相手に、それも一度聞いただけで行動を変えようとしても難しい。

人の行動を変えるのは時間がかかるものなんです。

もちろんお互いに共通の体験があって、同じレベルでの理解ができているなら問題は起きません。

でも、経験は人それぞれ。

だから多くの先輩方が「何かやるなら早めにスタートしたほうがいい」って言うんですよね。

未体験な状態に情報を伝えて行動に移してもらうためには、どこよりも早い段階から「会う」＋「現物」＋「経験」のワンセットを何度も何度も重ねること。

そこまでやって、やっとうまくまわるようになります。

ー撮影場所と機材ー

横浜／みなとみらい
OLYMPUS　OM-D E-M10 Mark IV
LUMIX G 14mm / F2.5 II ASPH.

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